「でも、うちは頭痛くて
キンキンするから起きあがれないし!」

「じゃぁ、起こしてやるし!」

滝野が言って
私を無理矢理起こした。

その時は本気で頭ガンガンで痛かった。

「痛ッ…イッタァーイ」

痛くてもう一回倒れた。

「はっ?お前大丈夫か?」

そういうと、
自分の額と私の額に手をあてて温度の
温度を比べた。


「凄い熱ある!…と、思う!」

なに、そのさぁ

…と、思う!って。

曖昧だな(笑)

そう思ってたら今度はちゃんと
体温計を持ってきて電源をつけた。

「ほら。計れよ」

受け取ろうとしたら交わされた。

「ちょっと!計ろうとしたのに」