「はっ…話があるんだ」
神村の目をみて言う。
「なんだよ?」
言うんだ!頑張れ自分!
勇気を出せ!
「前置きみたいなの喋っていい?
本人から本人に伝えるのはこれが初めてだよね。噂とかでよく聞くと思うけど、今日しっかりうちの口からいいます!」
なかなか言えない。
「つまんないから早くしろ」
つ…つまんないだと!?
なんなんだ、こいつ…
「1年の時から好きでした。
どんどん惹かれて大好きに…なりました。
でも途中でどんどん、うちは嫌われて
そのあとはずっと悪口言われたりして
凄く悲しくて精神的にもう無理で…
それなのに3年間も同じクラスで
3年になっても色々あっめ
死にそうなくらいいやで、
それなのにそんな現実をみれなくて…
でも…でもっ!
悪口言われても
何思われても蹴られても
何故かずっとすっと大好きでした!
返事は要らない。
分かってるから…
だだ、伝えたかっただけだから。」
その時、自分の頬を涙が伝った。
これでいいんだよね?