勿論、咲都のもちゃんと書いてあけだ。

あ~ぁ。神村にも書いてほしいな…

そんな事を思ってると皆たって廊下に並びはじめた。

「えっ!何事!?」

「きーてなかったの?もう花道の時間だよ」

近くの子が言った。

あぁ。もう終わるんだ、そして神村に伝える時間も近いんだ。


花道が始まりクラスごと並んで校庭を歩いた。


「和奏先輩!」

声のある方へ顔を向けると後輩が駆け寄ってきた。

「卒業おめでとうございます!これ贈り物です!」

「有り難う♪これあげる!」

そう言って贈り物を貰ったときに花束を後輩にあげた。

「有り難うございます。いつでも遊びに来てください!」 

そう言って自分の場所に戻っていった。