でも、
さすがに心臓ギューは出来ないから
胸の前でクラス発表の紙をぐっしゃぐしゃにした。
紙が破けるほどギューってした。
もうっ、このときの喜びったら一生味わえません!!
そしたら、クラス発表表に血がついちゃった(笑)
まぁ。そんなことに一人でウケながらもう一度自分のクラスをよくみると…
…えっ。うっ、そ…でしょ!?
有り得ないんだけど。
目をこすりながら何度も見る。
一瞬でさっきまでのテンションがどっかに飛んでいった。
私は見つけてしまった。
千寿のいくつかうえにある男子の名前を。
その名は、神村蓮。
えっ。よりによってこいつと同じクラス?
てか、これって、思い通りじゃね!?
まさかですよねコレ…
作り話の恋愛小説でよくあるパターンが自分の身に起こってる!?
てかぁー。
「3年間一緒がまだいたんですけどー!!」
一番近くにいた夏奈に聞いた。
「ふぅん、誰ッ誰?」
教えて欲しいのかいっ?
「それがさぁ。神村なんだよね…」
「………えぇえぇぇ!?まぢ?スゴッ!!」
