さよなら
君にそう告げられてから
長い長い時間が経ったように感じる

君がいなくなってから気がついた
この気持ち
もう遅かった
この気持ち

歌にして届けばなんて思って歌ってみた
けどやっぱり
届くはずなんてないよね

君は私の中でどれだけ大きな存在だっただろう
どれけ私の光になっただろう
本当に大切なものは失ってから気づくなんてお話の中のくさい台詞
そう思ってた
だけど
手を伸ばしても君という光が無くて
苦しくなって

可笑しいなあ
光合成なんかしなくても僕は生きていける筈なのになあ
可笑しいなあ
こんなに君が好きだなんて僕だって知らなかったのになあ
可笑しいなあ
気持ち伝えてくれたのは君の方だったのになあ

オカシイナア
君を傷つけたのは僕なのに
僕の心が泣いている


もう遅かった
君を離してから
気づいてしまったこの気持ち
可笑しすぎたのは僕の心?

僕のためにも
君のためにも
悲しく可笑しい台詞を言おうか



さようなら