奇跡~全員でまた会おう~



「よし、下行くぞっ」

「えっ?」

「えっ?じゃねーよ!ここは、オレらの家で、オレの部屋だ。それに、他にもオレとタメの男と、高2の女と、5歳のガキがいる!!みんなに紹介しねーといけねぇんだ!だから、早くしろっ」

「は、はい」

私は、圧倒されながらも着いていった。

来ているものは、来たときのまま。ちゃんとピシッと直した。

「おう。太輔」

「正樹、帰ってたのか。今日は、新入り連れてきた。」

「えっ?新入り?」

正樹と呼ばれた男の人は嬉しそうだった。

「愛は?」

「さっき部屋に行ったけど…。その子が新入りちゃん?」

私をじっと見つめている。

「あぁ。愛呼んできてくんね?」

「任せろ。」

すると、階段のしたの扉の中に入っていった。