「美優の泣き虫~」 「べ、別にそんなんじゃないもん!」 私は、頬を膨らました。 「怒んなって~?よし、寒いから家帰んぞ」 「うん。」 太輔は、私に手を差し出した。 その手をつかむと、太輔は、本当に小さな声で呟いた。