奇跡~全員でまた会おう~




「オレと、付き合って…」


私は、涙でくしゃくしゃになった顔で


「うん。」


と言った。


「まじ?」

太輔は、少し赤くなった顔でそう言った。


「私も、太輔が大好き」


「よっしゃー!!」


太輔は、立ち上がり大声で叫んだ。

現実の世界にも聞こえるような大きな声で。


「あははっ」


私は、嬉しくて泣きながら笑った。