「愛~美優~?」 振り向くと、海水で濡れた2人がいた。私は、太輔を見て1人でドキドキしていた。 隣の愛を見ると愛は正樹のほうを見ていた。 「おい、美優顔赤いぞ?」 「えっ?大丈夫だよ」 「熱か?」 太輔は、座っている私の前にしゃがんで私の頭の後ろに手を添えて自分のおでこと、私のおでこをくっつけた。 ///。 「た、た、太輔!!だいじょぶだょ~」 自分でもわかるくらい顔が赤くなっていた。 近くで太輔の顔を見て私の心臓は張り裂けそうだった。