「あっ、てか、美優って何歳なの?」 愛がふと思い出したかのように聞いてきた。 「私は、17だよ。ちなみに高2」 「まじ、私もだよ!!」 愛は喜んでいた。 「同い年の子でよかった~」 私がそう言うと、愛が笑ながら 「やっと、二人のおっさんから解放だ~」 とわざとらしく言った。 「ちなみに太輔とオレは22ね」 正樹が中に入ってきた。 「ねぇ、買い物いかない?」 愛はあえて、正樹を無視し違う話をした。正樹はちょっと肩を上にあげ。いじけたふりをした。