次の朝も同じように早めに生徒会室に寄り、資料室の秘密部屋に持っていく書類等必要なものを準備する

誰にも会わずに出ようとしたら、絢が入ってきた
「おはようございます。今日はいつもより早いですね」

「!?ユーちゃん!!!おはよ!!!どこ行くの??」

「静かに仕事出来るところです。どうせあの毬藻はここに来て、散々騒ぐのでしょう??視界にすら入れたくありませんので」

微笑みながら伝えると絢は頬を引きつらせ、あぁ確かに、と苦笑を漏らす

「・・・ユーちゃん、秘密部屋で仕事しているんだよね?僕たちも行きたい。僕たちはユーちゃんと一緒にいたい」

おずおずと上目遣いで聞いてくる絢
あざといですね

「すいません。ある人から教えてもらった場所ですので、私が勝手に教えることは出来ないんです。たまに、毬藻がいないことを見計らってここに顔は出しますから。」

「そっかぁ・・・」
服の裾を掴みギュッと唇を噛みしめて俯く絢を数秒見つめ、ゆっくりと頭を撫でる

「たまに教室で授業も受けてますので、休み時間とかは会える可能性ありますから」

言い聞かせるように伝えると、分かった、と呟く声が聞こえた
思いっきり素が出ていますが、気づかなかったふりをしておきましょう
「圭にも、伝えておいてください」
「・・・りょーかいー」

生徒会室を出て、秘密部屋に向かう
入るところを誰にも見られていないことを確認し、素早く暗証番号を入力して扉をくぐる