「…やはり心配ですね。夕雲さんは自分に無頓着なところがありますので、必ず無理をしますし…では、私が夕雲さんの体調を管理することにします」
「…はい?」
え?柴咲さんが私の体調管理をする?
いやいやいやそれはさすがに申し訳ない
「いや、柴咲さん?それはちょっと申し訳ないというか…私なんかのことで柴咲さんの手を煩わせるわけにはいかないというか…と、とにかく私は大丈夫ですので」
自分でも何を言ってるのか分からない
でも、部屋もこんないいところを教えてくれて、いろいろお世話になってるのにこれ以上お世話になるわけにはいかない


