強く凛々しく美しく

よっちゃんがとめるのも聞かず、金髪男は腕を離そうとはしなかった。



あたしと男のにらみ合いが続く。




「はなして」

「やだね」

「はなせ」

「だまれ」

「そのピアス引きちぎるぞ、カス」

「生意気な女だな、犯すぞ」

「あたしの身体に触ったら殺すぞ」




二人の間には激しい火花が飛び散る。



殴って逃げてもいいが、そんなことしたら試合に出れなくなってしまう。





…まあ、バレなきゃいっかあ



あたしは拳に力を込めた。