二人の絆

「ばーっか」

「うるさいうるさいうるさぁーい」

「お前の声の方がうるさいしっ」


いつもの他愛もない喧嘩がまた始まった。

毎日これの繰り返し。

「またまたぁー、ふたりして何してんのぉ?」

そう話しかけて来たのはうちの親友の美砂だ。

「ったく結衣もそんな言い合いはやめたらぁ?そんなに好きならとっとっと告りゃイイノニィ!」

美砂にそういわれて顔が赤くなる。そう。私は喧嘩友達の竜一が好きなのだ。