-湊side-
「なんだったんだ・・・・。」
(やっぱりさっきの・・・武内紫苑だよなぁ・・・で、)
「何で俺の名前知ってんだ!?」
-生徒会side-
―特別校舎―生徒会室...
ガチャッ
「あ、紫苑お帰り~。なんや、やけに楽しそうやな?」
「うん。千里、宮澤湊って面白いね」
「何だいきなり・・・まさか、お前あいつに会ったのか!?」
「うん。屋上で寝てたら来た。」
「お前!!一般生徒に見つかるなってあれほど・・「宮澤湊生徒会に入れようよ。」は?・・お前自分がなに言ってるか分かってんのか?」
「分かってるよ?僕はそんなにアホじゃないしぃー。」
「お前なぁ!」
「千里くん、湊、いいかげんにしぃや?感情だけで口論しても解決策は見つからへん。それに、宮澤湊はいつかは生徒会に入れるつもりなんやろ?その時期が早まっただけやんか。」
「確かに生徒会に入れるとは言ったが、今は時期じゃない。もう少し様子を見る必要が…」
「千里くん。私はあの子、生徒会入れてもいいと思いますよ。」
「速水まで・・・。」
「多数決でいけば決まりやけど、俺らまとめてんのは千里くんやし、生徒会長やからな。勝手に決めたりせぇへんよ」
「・・・分かった・・・。ただし、使い物にならない場合は即追い出すからな。あと、紫苑お前が責任もって使い物になるようにしろよ」
「わかってるって。ありがとう千里。」
「流石千里くんや!俺感動しt「実咲、お前仕事残ってるだろ。即仕事開始しろ!」・・・鬼や・・・。「まだ増やして欲しいみたいだな・・「やります!」よし。じゃあ紫苑。お前も今日やる分の仕事終わらせろよ」
「うぇ・・・。「最近お前さぼってたから大量にあるぞ・・・と言いたいとこだが、どうやら実咲がやってくれるらしい。だから今日の仕事だけでいいぞ」本当っ!?ありがとう。実咲。(ニコッ」
「うわ!めったに見ぃひん極上スマイル!レア!俺頑張れるわ!」
うぉおおおお
という雄叫びをあげながら実咲はものすごい勢いで仕事を片付けている
「おい、実咲。ちゃんと出来てなかったらやり直しだからな」
「分かっとるがな!」
「速水!実咲が全部終わったら、あれ食わせてやっといてくれ。出来上がり具合は厳しくチェックして、ダメだったらやらなくていいから」
「分かりました。・・・?千里くんどこか行かれるんですか?」
「ちょっと放送室に。今日決まったことを放送してくる。」
「分かりました。いってらっしゃい」
「あぁ。実咲と紫苑を頼む。・・・おい、二人とも逃げたら仕事全部やらせるからな。・・逃げるなよ?」
「うぃー。」
「分かってるって!うぉおお!」
「実咲、気合いはいいがちとうるさい。黙れ。」
「・・・(コクン)」

