三谷もこっちを見てる。 言わなきゃ、言わなきゃ! 「あ、あの…」 「ん?」 三谷の優しい笑顔で、余計に胸が高鳴る。 「あの、あの…」 もう、どうにでもなれ! 「また、明日…」 最後の方は、下を向いてしまった。 ちゃんと、聞こえたかな…。 聞こえてないかな…。