「?」

千紗が物思いにふけているのを椿は不思議がりながら、少しずつ荷物を整理している。



─1時間後

ある程度片付けると、また、部屋のドアをノックされた。


「はーい?」


『椿お嬢様、千紗お嬢様、ランチの準備が出来ました。大広間へお出でください。』



扉の外から今野さんの声が聞こえる


「あ、わかりました~☆今から向かいますね」


『椿、行こう!?』


私と千紗は、話ながら大広間へと向かった。





─大広間にたどり着くと、千紗家族とママと、パパが向かい合って座っていた。


急いで空いている席に座った。


私達が座ったのをみてから、ママが話始めた。

『さぁて、集まった事だし、食べましょうか。』



今日のお昼は、サンドイッチに、スープ、ポテトサラダ♪


軽食な感じだが、サンドイッチはボリュームがあってお腹いっぱいになったし、どの料理も、すごく美味しかった♪



昼食を食べ終えてから、千紗が口を開いた。


『椿ママ、椿パパ。椿がパーティー行くって。』

パパとママは目を大きく開いた。行かないと思っていたみたいだ。


『『本当?椿!?』』


二人してビックリしなくても…


「うんー。パパとママもいるんでしょ?」


『えぇ!じゃあ、午後はドレス買いにショッピングよ!!』