お嬢様と呼ばれる日



夕食後、パーティーは明日だから朝からエステに行く事を言われた。



部屋に戻り、アンティーク調のクィーンタイプのベッドに横たわり、一人物思いにふけた。


1日でいろいろありすぎて身体が疲れたみたいだ。



目をつむって考えると…いつの間にかそのまま眠ってしまった。


─コンコン


『椿ー……?』


はいってきたのは椿の母であるさくら。



疲れただろう娘の事を気にかけて、様子を見にきたのであった。


案の定、眠ってしまった椿に新しい布団をかけてあげた。


『椿も、もう高校生か~…本当は大学生までは普通に暮らしてもよかったんだけど、はやめに慣らしたほうがよかったしな…椿は普通に暮らしていたかったかな?…』



椿の心地よさそうな寝顔を見ながら、問う。


答えは出なかったけども、可愛い我が子の為に、独り立ちできるまで精一杯手助けすることを決めて、部屋を出ていった。







─翌朝


千紗は椿ママからちょっと早目に起こして、朝風呂に入るよう言われ、椿の部屋に向かった。



『椿~!!!おきてー!!』


「~………お、…はよ」 


千紗に、起こされ、引っ張られながらお風呂に向かった