あいつが好きだ
俺は中学3年生今年はもう受験だ…
この中学校に入学したときからあいつのことが好きだった
ろくに目もみたこともないが
こんな俺だかいつかは振り向いてくれるとそう信じていた
周りの奴らにはいつしか彼女ができていき俺はだんだん取り残されいった
そんなある日
初めて話したかもしれない
あいつと…
「りょーたって彼女いんの??」
「…」
俺はなにも言えなかった…
俺はこんなにも好きなのに
なにも言えない自分が情けなくって仕方がなかった
そんなある日のことだった
昔から仲のいい先輩が話しかけてきた
「りょーた今日なにすんの??」
「なにもしないょてかなんで??」
「どっかいこうかなみたいな」