私の初恋 ~大好きなキミへ~

てか・・・ふみわどこに向かってるんだ?
あや達だってまだお店回ってるはずなのに・・・。

「なぁー。」
「ん~?」
「お前、ホントに何もいらないの?」
「うん。お腹空いてないも~ん!」
「ふーん。」

ふみわいったい何がしたいんだ・・・?
どんどん先行っちゃうし・・・。


駅についてやっとこっちを見た。
「須藤達は?」
「まだお店回ってると思うよ?」
「はぁ?じゃーここまできた意味ないじゃん。」
「うん。」
「はぁー・・・。戻るぞ。」
「ちょっ!!」

ため息つきましたけど・・・何も聞かなかったのはふみじゃんかー!!
もぉーどんどん先いくなぁー!!!


「あぁー!あや達だぁ!!」
「どこ?」
「そこぉー!!」
「・・・チッ。」

舌打ちしたかと思ったらどっか行っちゃった。

「え・・・ふみ~?」

「しおりだぁー!!」
「あやー!!ぁぁ・・・?」

そこにわ先輩達と一緒にいるあや達の姿。

「けいともいんじゃん!」
「さっきあったぁ~。」

「けいと、電話ごめんね?ふみが切っちゃって・・・。」
「別に大丈夫だよ!」