私の初恋 ~大好きなキミへ~

次にみんなでゲームやったり、ポスターみたりしたんだけど・・・
うちわはじのほうで休んでた。
なんでかって・・・?」
うちわ人混みがキライ・・・。
お祭りわ好きなんだけど、人がたくさんいると
どーしても気持ち悪くなる・・・。

「はぁー・・・。」
「大丈夫か?」
「え?」

顔を上げるとふみがいた。

「いや。つまんなそーだから。」
「つまんなくないよ!めっちゃ楽しい!!」
「ならいいけど。」
「うん!!」

「ふみ~!買ってきたよー!!」
「ん。ほら、行くぞ。」
「うん!!」

心配してくれたんだ・・・。
えへへ!なんか嬉しい!!

「どーしたの~?ニヤニヤしてー!!」
「なんでもなーい!!」

「てかさ、お前ら歩くの遅い。」
「ふみっちがはやいんだよ~!!」
「お前ら前いけ。」
「えー・・・。」
「いいから、はやくしろ。」
「はぁーい・・・。」

今までわ、ふみ・けいと、あや・みつ、うちみたいに並んでたんだけど
あや・みつ、うち、ふみ・けいとに変えられました。

ちょっと歩いてたら・・・

「・・・ぃったぁ!!なにすんのよ!!」

ふみが紐みたいなので後ろから軽く首しめてきた。

「ふみのバカ!!!」
「だってお前つまんなそーなんだもん。」
「なぁ・・・!つまんなくないって!!」
「ふーん。」

なにこいつ・・・心配してんの?変なの~。