『咲サイド』

  ピリリリ、ピリリリ 

  と部屋になり響いているのは私に朝が来たことを伝える目覚まし時計。
  
  私はうるさいなと思いながら時計を止める。 
 
  「眩しい」

  私は朝が嫌いそんな私の名前は椅舞咲(イマイサキ)高3である。

  「咲ー何時まで寝てるの。学校遅れるわよー。それと、朝ご飯早く食べちゃって」
    
  「うるさいなー。わかってるわよ」 

  朝からうるさいお母さん。

  てか、もう出ないと間に会わない時間だ!やば、遅刻する。

  「いってきまーす。」 
  
  「ちょっと咲、ご飯はー」

  閉まろうとしているドアからお母さんが聞いてきたけど、食べてる暇はない。

  「いらない。」

  お母さんにそう言って学校に向かって走り始めた。