「美波~颯くんが来たわよ」



私はお母さんのその一言により、ベットを飛び出て制服に着替えた。



そして、髪をセットして軽くメイクをしてからリビングへ向かった。



リビングでは私のお母さんと、お母さんと楽しそうに話している大好きな颯がいた。



「あっ、やっぱり美波は颯くんが来ると準備がギネスに乗るくらい早いわね」



「ちょっ、余計なこと言わないでよ~じゃあ、もう行くね!」



「待ちなさい!パンくらい食べなさい!」



仕方なく、私はパンを今までに無いくらいの速さで食べた。