六時間目が終わり帰ろうと優萠菜ちゃんを呼びにいこうとしたら
「山岡さんちょっといいかな」
今日転校してきた双子の兄の方が話してきた。
「どうした?もしかして優萠菜と私間違えてない?」「間違えてないよ!僕記憶力だけは良いんだ!」
笑顔を全開にして言ってきた。女子がこの男にいちころになる理由が大体解ってきたかも
「話って何?」
「一緒に帰らない?」
この男ホストで働けば良いのに。と、私は思ったが愛らしい目で見てくるから仕方なく一緒に帰ることにした。
「うん。一緒に帰ろう。」

「山岡さんは、好きな男の子いるの?」
と、突然聞いてきた。
「悠平君はいるの?」
「俺は、今山岡さんに聞いてるの答えて!」
なんなんだ、こいつは。
私が好きなタイプじゃん。こんなの言えないしどうしよう
o(T△T=T△T)o
「う、うんい、いないよ。う、うん。」
「本当に?」
悠平の綺麗な顔がちかずいて来た。多分、私の顔は真っ赤なはず。恥ずかしい。
「二人とも何してるの?」
と、かわいい声が聞こえた。優萠菜だ。
「山岡さんに好きな人がいるか問いただしてた。」
「大丈夫?顔赤いよ!熱があるんじゃない?早く帰ろう。」
優萠菜ちゃんは凄く心配そうな顔で見てきた。
「私は大丈夫!さぁ、帰ろう。」
私は、一人走って帰った。