「ウ…ソ…だ…。 ウソだ!!こんなの嘘だ~!!」 あたしの叫び声や、 救急車のサイレンの音を 聞き付けたのか、 光くんがきた。 「美姫!? どうした?何があった?」 ワケが分からないみたいで パニクっている。 「おじ……い…ちゃ…が…。 おじ…い…ちゃん…が…。」 あたしは涙と 嗚咽が止まらなかった。 でも、 どうにか状況を伝えようと 手振りを加えながら 説明をした。