「なんだと!? お前を面倒見て、 ここまで育てたのは 誰だと思ってるんだ!?」 「はぁ? 誰もあたしを育ろなんて 頼んでねぇだろ! テメェなんか早く死ねよ!!」 「じゃあ、 誰のおかげで そこまで大きく… …ゴホ…ゴホ…」 数年前から、 祖父は病気にかかっている。 「お父さん、 少し横になったほうが いいですよ。」 そう言って 祖母は祖父を 別の部屋に行かせた。