部屋に入るなり、 毎日恒例となった 祖父との怒鳴り合いが 始まった。 「おい、美姫!! こんな遅くまで、 どこに行ってたんだ!?」 毎日この言葉から始まる。 毎回聞いてると、 さすがにイライラする。 「うるせ~んだよ!! どこだってカンケ~ねぇだろ! いちいちウゼェんだよ!!」 それを聞いた祖父が 黙っているワケない。