「どちらさま?」 きっと大貴のお母さんだ。 「あの……金原と言います。大貴さんは……?」 「ひろ……き?」 そう聞こえると、すぐにドアが開いて、おばさんが嬉しそうに初対面の私を中へと招いてくれた。 私は少し戸惑いながらも、通されたリビングでおばさんが淹れてくれた紅茶を啜る。