二股?ガール -モテ期到来-



そして、日は経つのは早いものでそれから3日後。

今日はまさかの琉稀とその……

でででで、デートです!!

昨日、一緒に帰ってて家の前に着いたとき、


『明日さ、オレら開校記念日で休みじゃん?』

『あ、はいそうで……そうだね』


『じゃあ、明日の11時家に迎えに来るから出掛けられるように準備しとけな?じゃ、また明日な』


『あ、はい……じゃなくてうん!ってえ!?ちょ、琉稀!』


そんなことを言って私が待ってと言う暇もなくあっという間に琉稀は行ってしまった。



『と言うか、どうしても敬語になる……』

この3日間の間に私は琉稀に敬語をやめろと言われた。


無理ですって言ったんだけど、これもまた名前の時のように先輩の命令ってことで日々努力……。


琉稀はほんと蒼空とまた違う強引さがある。


そして、あれから言葉遣いの方は学校ではやっぱり今まで通りでいきたいらしくボロがでないように私といるとき以外は今まで通りの口調。



『兎とオレだけの秘密……な?』

耳元で甘い声でそう言われたときはもう、鼻血ものだったと思う。