「…は?」

一瞬何を言ってるのか理解できなかった

「聞こえなかったの?
俺の足が治るまでお前は俺の奴隷」

あー…奴隷ね……


って…<font size=5>「はぁッ!?」</font>

こいつ…何言ってんのッ!?

「そんなの嫌…
「お前に拒否権は無い」

私の言葉を黒崎が遮る

……奴隷ッて…

「何よ…パシリとか?」

そんな甘いものじゃなかった

「それだけじゃない…」
黒崎は不適な笑みを溢し、舌をぺロリと出した

その仕草は獲物を捕えた野獣のように…。


「え……ンン゙」

突然黒崎に唇を奪われた

「嫌ッ…」

…何ッ!!


アタシは腕を突っ張らせ黒崎から離れようと試みる

しかしそんな抵抗も虚しく私の腕は黒崎によって組伏されてしまった


「ン…やぁ…は」

黒崎の熱い舌が入り込んできた


生まれて初めての感覚に嫌悪感を感じながらも
とろけてしまいそうだった


やがて黒崎は私から離れる

私と黒崎の舌から
銀色の糸がのび、プツンと切れた