「…ごめん黒崎」


「いや別に…」

私の瞳に涙がたまった

黒崎私のために走って助けてくれた…



…ん?走って?


捻挫してるやつが…?

走ってッ!?



「黒崎君?」
私は猫撫で声で黒崎に語りかける


「なんだよ…?」


「足は?(ニコリ」



「あ…」

しまった…
ッて顔で私を見る…



「くーろーさーきーッ!!!!」


「まぁまてッ!!!部室で話そう!!!
先輩!!部室借ります!!」


そう言って黒崎は逃げるように部室まで全力疾走した

「あッ!!!ちょっと!!」

私も黒崎を追い掛ける

…てか走ってんじゃんッ!