『…私は馬鹿だ…。』






いくら後悔しても



悔やんでも



一度 失ったものは



もう戻らない





今頃 本当の友達に気付くなんて…





ヨウコは…



昔から私の調子が悪い時はすぐに気付いてくれた



私の好きな食べ物も覚えていてくれている



好きな音楽も

好きなタイプも






ちゃんと 私を





見てくれていた






だんだん本当の友達すら


見なくなっていった私は




ヨウコの目に


どう写っていたのだろう…




腐っていく私を




どう思っただろう