「…あなたを傷つけたのなら謝るわ。

…でも、なんであなたと話さないの?って言われても困る。」


『…困る?』


「うん困る。だって、あなたとは友達じゃないから…話す事もないし?」



『ひどい…!』


「うーん、泣かないで。」

『話す事もしないで、どうやって友達になるの!?』


「…たぶん、今のあなたとは友達にはならないわ?」


『…っ!』


「あなたとは違うもの」


『なにが違うの?!』






「《友達》の意味が」




『えっ…』