「あっ!ユウナちゃん!」

『…えっ?』



なんでこんなタイミングで…


廊下を歩いていた彼女にマキが声をかけた。


「何?マキちゃん?」



…普通にしゃべるんだ。

「ねぇ、ユウナちゃんはどう思う?」


「…なにが?」


「髪型かえたんだけど、どう思う?」


…別に聞いても同じ答えでしょ?




「んー…なんか変。」


……ええっ?!
今 なんて言った?



「…アハハ!やっぱりユウナちゃんに聞いて良かったよー!あたしも失敗したなぁーって思ってたの。」


「んー…髪の色?マキちゃんは肌が白いから、もうちょっと暗い方が映えて綺麗だよ…前髪も少し切れば可愛いね」



「ユウナちゃんありがとう!そうしてみるね!…おっと、行かなきゃ。じゃぁ、またねー」