篠崎先生は不思議そうに
「どうかなさいましたか?」
そういった
「ハハ・・・俺なんかうらやましがっちゃだめですよ。こんな弱いやつ」
そういって俺は、目を伏せる
「・・・新田先生どうかしたんですか?何があったんです?俺でよかったらはなしてくださいよ」
そういって俺の肩をつかむ
「・・・もしですよ?俺の話じゃないんですけどね?」
そういうと
「え?あぁ・・・はい」
「親父の話なんですけど、あと・・・自分の命が1年しかもたないって知ったら篠崎先生はどうしますか?」
俺がそう聞くと
篠崎先生は
真顔になった

