「・・・っ」 まさか、静村が俺にそんなことを思ってたなんて知らなかった だって、今年初めて担任を受け持って 話したことはあるかもしれないが 記憶上ではないに等しい 「だから、さ・・・心配くらいさせてよ」 枯れた笑いをして 静村は目に涙をためていた