あれから君はたまに私に話しかけてくる。 君の名前は『高峰 雅之』ということを覚えた。 君の周りを囲む騒がしい女子、 所謂"上の方"の人達の仲間入りした気分で嬉しいような面倒くさくなったような…。 でも忘れてはいけない。 高峰くんは女の子にちやほやされたいだけなんだ。 どうせ私みたいな可愛くないやつ、すぐに相手にしなくなる。 そんな人なんかと仲良くなんかなりたくない。