溺愛story



「うわっ!?瀬戸っ急に抱きつくなよ!!危ないだろっ!!」


「うーん…ナツ~」


料理をしているナツを後ろから抱き締めて、サラサラの黒髪に顔を埋めてお腹あたりをサワサワと触っていたら…


「………。」


「ちょっ!!まぢごめんごめんごめんごめん!!だから無言で包丁向けんなっ!!」


「瀬戸、向こう行ってて…」


「え~。ナツ~」


「………。」


「分かった分かった分かったって!!」


結局またコタツに舞い戻った。