溺愛story



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「瀬戸、おい瀬戸。起きろ。」


「ん。あ~ナツちゃん、おはよ。」


抱きつこうとしたら「寝ぼけてるな」軽く頭を叩かれる。


「今、何時?」

「6時だ、6時。」

「…ちょっと寝過ぎたかな~」


ん~、5時間も寝てしまった。

まぁ仕方ない。愛しい彼女に会うために朝、5時に起きたのだから。


「晩ご飯、食べて帰るか?」


「ん。オムレツがいい。」


「………。」


無言でキッチンへ向かったナツ。

やっぱり機嫌悪いのか?