真夏のグラウンド。


じーっと見つめてると、
「何かついてる?」

その言葉で我に返り、
座る。

あの男はあたしの隣の席らしい。

どかんっと座り、先生の話を聞いている。

「それでは皆さん、入学式が始まるので、廊下に並んでください。」

先生の一言で、ずらずらと生徒が廊下に出る。

私も遅れないよう、入り口に向かう。

すると、水樹が話かけてきた。

「ちょっと!!桃!
さっきの男とどういう関係!?」