今の風には俺の言葉は届かない



俺は風を傷つけるなんて出来ない




なら…これしか術はない





「お前になら…俺は悔いなんてねぇよ。」



大切な幼馴染みになら



いや、兄弟になら



俺は悔いなんて1つも無い




俺は覚悟を決めて瞳を閉じる




「…ぐっ!!」