見張り番の二人の天使が油断した隙に
私は魔法を放つ



二人は避ける事も出来ずに、その場に倒れた




今だ!




私は一気にゲートに向かう



そこから、一度下を眺めた



「大地…風…。」



ギュッ、と桜形のお守りを強く握りしめた




「私も、待ってるだけじゃダメなんだ。」




覚悟を決めて、一歩踏み出そうとした瞬間




「亜未っっ!!」