「~…。」


あれ…?お父さんも帰ってるの?

廊下にも微かに聞こえてくる、両親の話し声



「ついに、決行されるのか。」


「えぇ…。これも、運命かしらね。」



運命?



二人が何の話をしてるのかまるで分からない
今天界で何か問題になってたっけ?




私がドアノブに手をかけた時





「まだ信じられないな…人間と魔物を滅ぼすなんて。」