「大地?」二人は首を傾げた



「確かに、こんな事今まで起こらなかったし…何かあるのかもしれない。

これが俺達を引き離すきっかけになるのなら、俺達自身で確かめるべきだ。」



起こってからじゃ遅い


それまでに、俺達に出来ることをしなければ



護れる者も護れない



「…そうだな。明日は休みだし、聞き込みに行くか。」


「うん、待ってるだけじゃダメだよね。自分から動かなくちゃ。」


亜未の表情が明るくなってきた
俺はどこか安心した



「まだ安心はできないからな。別々に行動しないこと、いいな?」


「「了解!!」」


風の提案で駅に集合は1時と決まった



犯人…絶対見つけてやる!!


俺は心にそう誓った