嘘…



ずっと死んだと思っていた女神様が、大樹の中で生きてたなんて…!




『良かった…。貴女はまだ、生きていてくれたのですね…。』



「えっ?」



女神様の言葉に、私は言葉が詰まった




生きていてくれた?



これは、魔界での戦いの事を言ってるの?



じゃあ、大地と風は…?




「どういう事ですか…女神様?」



まさか、二人が…!?




『今の地上は障気と、我を忘れた魔物に覆われて危機におちいっています。
もはや生存者は…絶望的でしょう。』