†Ami’s side†




キィン、光が一瞬で消えていく
私はそのままこぼれ落ちる涙を止めること無く泣き続けていた




「風…大地…。」



最後に見た、落ちていく大地



最後に見た、風の笑顔



思い出すだけで、涙が溢れていく




何で…何でなの?



全部私達天使が悪いのに



人間も、魔物も…何も悪くないのに




何で…罪もない人達が傷付かないといけないの?





「っ…ぅ…。…!」


ようやく顔を上げて



私は自分のいる場所を確認した




「…ここって…!」