†Fuu’s side†





光が消えた時には



亜未の姿は無かった




良かった…これで亜未の無事は保障された




「くっ…中々、やるてはないですか。さすがの私も心のみでここまでやれるとは思いませんでしたよ。」



『オレ』が顔を歪めなからニヤリと笑った
押さえつけている力を、徐々に跳ね返されていく




…もう限界に近い



でも、このままで終わってたまるか




『ハッ…お前の計画もここで終わりだ。

全て思い通りにいくと思うな。』


瞬間、俺と『オレ』の周りに纏う黒色の光



「なっ…これは…!」



『ぉ前も知らなかったたろうが…この城、俺達魔物の神が治めていた場所なんだ。
俺達にとって聖地…。だから、もし魔界に危機が訪れたとき、この聖地を封印する術を魔族間に代々伝えられている。』