嫌だ



大地も救えずに



風も見捨てるなんて…出来ない!!




『大丈夫だ。大地があんなのでくたばる訳ねぇだろ?
大地と二人で…お前は生きろ。』



「風…。」ポロポロと、涙がこぼれ落ちていく
キィン、と光は力を増した





『幸せになれよ…亜未。』



私の大好きな、風の優しい顔




それを見た瞬間





私は光に包まれた