「…は?」



落ちていく中、紫色の空の下
俺はレミエルに手を伸ばした筈だった




けど、何故か俺は今地に足を着いて立っているらしく
青空と太陽の下…俺は公園にいるらしかった




「…。」




えっと…俺は確か魔界にいて


レミエルと戦って、やられて



城から突き落とされた…んだよな?



その事実は、身体中に走る強い痛みが嘘ではないと物語っていた




なら、やっぱり落ちた衝撃で俺は死んだのか?



そりゃ凄い高さだったから死ぬとは思ってたけどさ…



じゃあここは天国?



いやその前に、天界?



にしては…何か地上に似てるような…




「うわぁぁ!!」