レミエルはそのまま歩き出す



すると、さっきの渦で空いた壁に向かっていった



強い風が吹く外



その外に…俺は突き出された




「っ…!!」



今、俺を保っているのはレミエルが首を掴んでいる腕のみ




もし、離されたら…!!





「君のような劣悪種など、この世に存在してはいけなかったのですよ。

だから、君はここまでです。」




ニヤリ、と不適に笑うレミエルと目が合った




「止めろ!」




「っ…大地!!」